2015年5月27日水曜日

FXについて自分なりにまとめてみる②


FXについてのまとめ其の二。

昨日に引き続きこんにちは!
FX勉強中の高嶺カンナです!


昨日、ざっくりとFXについてまとめましたが、
そんな単純にいかないのがお金の世界なんですね・・・。


前回

1ドル100円の時に、レバレッジ10倍で10万円が10000ドル(100万円)にできる

という例を出しました。

そして、

1ドル90円の時に、その10000ドルを売ったら、

最初に持っていた10万円がなくなってしまった!

という、損失のデモを書きました。


しかし、実際にそんなハイリスクだったら、みんなやりません!

FXには、損失を最低限に抑える仕組みがあります。

それが、マージンコールです。


例えば、

1ドル=100円の時に

レバレッジ10倍で、米ドルを10万円分買ったとします。

この時点で、証拠金は10万円です。

しかし、

1ドル=95円になってしまうと、

5万円の損失になってしまいます。

↓↓↓↓↓

【1ドル=100円】
証拠金10万円(1000ドル)×レバレッジ10倍=10000ドル(100万円)
 


【1ドル=95円】
10000ドル(100万円)×95円=95万円


5万円損失



もしこのタイミングで決済した場合、5万円の損失が出てしまう・・・

この場合『含み損が5万円出てしまう』と言います。


ここで、マージンコールがかかります。


証拠金維持率とは?

証拠金を現在どれくらい維持出来ているかの割合。
(証拠金-含み損)÷証拠金×100=証拠金維持率

証拠金10万円が7万円になってしまったら、証拠金維持率70%
証拠金10万円が5万円になってしまったら、証拠金維持率50%
証拠金10万円が3万円になってしまったら、証拠金維持率30%

「最低でもこれくらいは維持しててね」という割合を
必要証拠金維持率(=ロスカットレベル)という。


マージンコールとは?

証拠金維持率が一定以上下がった場合に発生する。

大変!!証拠金維持率下がっちゃってるよ!!
といった警告です。


マージンコールがかかったら?

既定の拠金維持率になるまで入金する。

もしくは、一部を決済して、
マージンコールがかからないレベルになるまで取引の規模を小さくする


マージンコール後、何もしなかったら?

ロスカットされる。


ロスカットとは?

強制決済されること。


取引会社としては、

100万円貸してあげるけど、結局は10万円の中で何とかしてほしいわけです。

10万円以上の損失が出てしまったら、100万円返してもらえなくなるわけなので、
なんとか10万円の中で、損失は抑えたいんです。

投資する側としても、10万円以上の損失は出したくないので、
マージンコールとロスカットは安心のシステムではないでしょうか!



証拠金が残り10万円(証拠金維持率100%)

証拠金が残り7万円(証拠金維持率70%)
※既定の証拠金維持率

証拠金が残り5万円(証拠金維持率50%)
※マージンコール発生、追加で入金するか、一部を決済して規模を小さくするか。

証拠金が残り3万円(証拠金維持率30%)
※必要証拠金維持率
これを下回った時に、ロスカットされ、強制的に決済される。


必要証拠金維持率、既定の証拠金維持率、マージンコール発生のタイミング、
全部取引会社によって違うので、会社を選ぶときは注意!!



もうちょっとまとめるつもりだったのに、なんというボリューム・・・。

次回は、FX単語帳!
分かんない言葉いっぱいある~~~!!!



高嶺カンナ


DMM.com証券








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